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久しぶりにあなたを街で見かけました
   
あなたは、あんな何気ない陽だまりの中にいて
   
まるで、人生の終わりを悔いのないように
   
微笑んでいるご老人のように見えました

   
でも、お元気そうで安心しました

   
僕は少しだけ、会釈をして通りすぎましたが
   
あなたは相変わらず、静かに佇んでいるだけなのですね
   
でも、それがあなたらしくて、ほんの少しだけ、僕は微笑んでいたかもしれません
   
もしも気分を害したなら、ごめんなさい

   
僕は、よく晴れた午後の昼下がりの中、ひとりきり、歩いていました
   
特に何か目的があった訳じゃないのですが、冬の影がいくつも長く伸びていて
   
まだ午後2時だというのに、夕暮れのような寂しさに、思いっきり泣いた後のような
   
・・・そんな気持ちが、この心をいたずらに乱してしまうようです

   
不意にパタパタとスズメたちが、見知らぬ家の玄関先の
   
あなたの陽だまりに集まってきました
   
なんだろう?ってとても不思議に思っていたら
   
そこに何かエサのようなものがまかれてあったのですね

   
あんなやさしい気持ちもあなたが、差し向けたものなのですか?
   
スズメたちは、それを感謝している訳ではないのでしょうけど
   
それを見ていた僕のほうが、何かに感謝したくなりました

   
ありがとう・・・ 

   
あなたには、この言葉がよく似合います
   
もしかしたら、その言葉そのものが、あなたかもしれない

   
・・・なんて、そんなあたたかな冬の昼下がりでした。


   
親愛なる風の人へ


   
それではまた、手紙を書きます
   
心から、ありがとう
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2013.03.19 
ひとり焼肉に行って来た

   
食べ放題の焼肉店だ

   
別に恥ずかしいことはない

   
一人焼肉も、もう市民権を得た頃だと僕は思っている

   
連日の仕事の忙しさに、疲れ果てた自分へのご褒美だ


ひとりで店に入る。軽やかなメロディーが流れる

   
いらっしゃいませーと店員さんたちの明るい声がこだまする

   
受付で若い女性店員が僕を見てたずねる

   
お・・・お一人様ですか?

   
その前に僕は聞きたい。なぜ、小声になるんだ

   
なぜ残念そうな表情でたずねるんだ

   
一人焼肉の何が悪いんだ?僕は仕事で疲れ果てて

   
今日は絶対に焼肉を食べるんだと1週間前から決めていたんだ

   
それの何がいけないんだ

   
確かに、開店とほぼ同時に入店した僕だよ

   
しかも月曜日なら一番お客が少ないと計算して今日を選んだよ

   
あぁ、そうだよ。本当は恥ずかしいんだよ

   
無茶苦茶恥ずかしいんだよ

   
ごめんね、ひとりで。でも、別に一人が好きで一人で来たんじゃないよ

   
ひとりだから来たんだよ。もう、自分が何を言ってるのかわからないよ。

   
はぁ、はぁ・・・

   
とまぁ、わずか3秒の沈黙の中で僕は思ったよ

   
実際には僕も小声で答えたよ

   
すみません。ひとりです

   
なぜ、謝るんだ僕よ。なぜ、頭に手をやってるんだ

   
お席のご希望はありますか?と店員さんが僕に尋ねる

   
いいえ・・・と僕はつぶやく

   
本当は窓側の隅っこがよかったのだけれども

   
一人の僕に選ぶ権利は無いんだと考える僕に僕はまたつっこむ

   
いや、だから一人の何が悪いんだと

   
まだ、ほとんどお客がいなかったせいか、その店員さんは

   
肉の並んだ場所に一番近い6人がけのテーブルを選んでくれた

   
こんな広いテーブルを僕一人が使うなんて、こりゃなんて贅沢なんだと

   
その配慮には嬉しく思った

   
しかしそれも、しばらくして、ものすごい苦痛となった

   
お客さんがどんどんと入ってくる

   
なぜ、こんな平日の昼間っから家族連れがいるんだ?

   
アベックが来るんだ?おまけに学生だけの集団も来た

   
もう一度言うけど、僕の席は肉の一番近い場所だ

   
しかも6人がけのテーブルを独り占めだよ。

   
僕の横を、ぞろぞろと皿を持った人たちが並んでゆく

   
視線を感じる。大人はまだいい。こんなとき子供が一番残酷だ

   
あのひと、ひとり・・・大人が子供の口をふさぐ

   
いいんだよ。ひとりなんだよ。一人焼肉なんだよ

   
一人焼肉は市民権を得たんだよ。恥ずかしくないんだよ。

   
でも、ごめんなさい。テーブルを独り占めして・・・

   
店員さんも、このお客の多さは予想外だったのか

   
結構ドタバタと忙しそうにしている

   
空きテーブルを待っている人たちもいたので

   
僕はそれなりに焼肉を堪能すると、そそくさと店を出た

   
ありがとうございますーと店員さんたちの声がこだまする

   
いや、だからいいんだよ。それはもう

   
注目の的だよ。それでもひとりで出て行ったよ

   
でも、本当の感謝の気持ちだったのだろうな

   
忙しさの中にも、どこか心がこもってた

   
まぁ、久しぶりの焼肉はおいしかったよ

   
ありがとう


そんなこんなで、僕のうわごと日記は続く・・・
2013.03.14 
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